同人サークル、治安維持法違反で摘発される 「戦前の表現規制はエログロの取り締まりから始まった」とちばてつや氏(漫画家)
治安維持法および共謀罪(テロ等準備罪)に関する参考URL付きの過去ツイート、RTを中心にしたまとめです。
反政府的な俳句を載せたとして同人誌を摘発、作者を逮捕。所謂「新興俳句弾圧事件」は治安維持法下で発生。なお同事件に関わった元特高の奥野誠亮氏(元自民党代議士、昨年死去)は戦後、漫画の規制を推進。90年代の“有害漫画”問題でも炎上に加担。https://t.co/c2dV8veAcb
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年5月23日
目障りな同業者を排除する為に警察に密告。新興俳句弾圧事件が恐ろしいのは俳壇内に協力者がいた事。「新興俳句運動なんてやつはうるせえ、いい機会だから追っ払えと動いた者がいた。風潮を利用する傾向が今また出てきている」(金子兜太氏/俳人)https://t.co/kD80LGhOTA
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年5月23日
同人サークルが治安維持法違反で摘発された事件として有名なのが「神戸詩人事件」。シュルレアリスムという前衛的な芸術思想を警察が危険と判断、学生を含む約20名を逮捕。主催者2名が実刑に。共産主義を掲げたわけでもないのに弾圧された一例。https://t.co/FHgFh6ruHf
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年5月29日
角川書店の江戸川乱歩集に残る検閲削除の跡。 http://t.co/BloXIQQ8
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2012年11月27日
▼日本が封印した反戦映画 亀井文夫監督が挑んだ日本のタブーとは?https://t.co/9FmFsyQJoW
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2015年11月6日
戦意高揚ではなく厭戦的な内容だった為に戦争映画「戦う兵隊」はフィルム没収、上映禁止に。その後、同作を監督した亀井は治安維持法違反によって逮捕、投獄されました。
「戦前の表現規制がエログロ取締から始まって新聞や放送の規制にまで広がった事をつい昨日の様に思い出します」(ちばてつや氏/漫画家)
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2014年8月14
◆表現の自由守れ-戦前生まれの僕の警告http://t.co/GhZWBStNkc pic.twitter.com/E7yqD0Blqq
ちば氏「戦前の事や、戦後間もなくの頃の事を知っている人も少なくなりました。自分も含めて、その人達が感じている事は、今は戦前の空気に似通ってきたという事です。東京都青少年健全育成条例とか、児童ポルノ禁止法改正とか、漫画やアニメの表現の自由に関わるような問題が続いています」(続)
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2016年1月6日
ちば氏「戦前もまずエロ・グロ・ナンセンスが槍玉に挙がりました。エロ小説とかエロ写真とか・・・。『日本がこんな大変な時にこんな物が出回っている』『こんな下品な物はこの世から消してしまえ』という雰囲気があった。そういう物は取り締まり易いし、その為の法律も作り易かったんですね」(続)
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2016年1月6日
ちばてつや氏「権力を持つ人達は自分達が持って行きたい方向へ、国民ごと国を持って行く。反対する人、自分達にとって都合の悪い余計な事を言う人はどんどん牢屋に入れられた。それが戦前の日本だったんです」https://t.co/wcm4M0jQFE
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2016年1月6日
【後編】ちばてつやという人生の描き方 -描く人の責任感と倫理観- ちばてつや氏インタビューhttp://t.co/6iJUyIn2 戦時中の検閲味わった人の言葉は重いなぁ。
— 山崎義武 (@yama4yoshi) 2012年8月26日
「戦前もまずエログロが槍玉に挙げられました。そういう物を取り締まる法律も作り易かった。そのうち同じ法律で新聞・本・放送の規制にまで広げていきました」(ちばてつや氏/漫画家)
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2015年4月16日
▼戦前もまず表現規制、そして国民の考えを取り締まった pic.twitter.com/XCUBQkaXjl
▼ちばてつや氏語る共謀罪の怖さ「人間の内心取り締まる」https://t.co/D9iHpvUMfD
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年5月23日
「理想的で模範的なキャラだけで魅力ある世界を紡ぎ出す事はできない。そこには当然、エロやグロ、暴力といった、実社会では望ましくないとされる資質を登場させる事も必要」と同氏。
表現の自由の侵害だとして共謀罪に反対する一方、漫画の規制強化は屁理屈垂れ流して肯定。そんな一部の左派/リベラルの愚昧さには恐れ入るばかり。「歴史から学べ」等と一体どの口が言うのか。
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年4月28日
▼漫画家の山本直樹氏「共謀罪は表現の萎縮に繋がる」https://t.co/Tb1fD1xrKf
児童ポルノ禁止法改正案、共謀罪成立は官僚主導加速の懸念も http://t.co/QGZ7rBx5Yj
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2014年2月1日
「反対するとまた『出版社のエゴ』『そんなにポルノを売りたいのか』と反撃されそうだが、そうした声は官僚の思う壺」。毎度この様に反撃するECPATの顧問は元警察官僚なんですよね。
「雑誌のエロ記事を検閲しよう」←戦前
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2014年8月4日
「純潔運動でお国に奉仕しよう」←戦争中
「子供を守る為に漫画を規制しよう」←イマココ
漫画規制推進団体ECPATの母体の黒歴史。wiki記事を削除しても戦争と検閲に協力した過去は消せませんよ。http://t.co/9TFZOeXgzM
▼戦前のエログロ規制は治安維持法などの言論規制法にたどり着いた(保坂展人氏/世田谷区長) https://t.co/bB7i5gbCMM
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2016年2月15日
これに加担したECPATの母体(創設は明治時代)は「東亜の盟主たるには淫蕩気分を一掃する事が急務」として“純潔報国運動”を展開しました。
歴史は繰り返すというか、戦時中に表現弾圧に加担した婦人団体が現在は漫画やアニメの規制強化を推進しているわけですが。
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2015年5月12日
▼「今度、政府が幼少年の読物の浄化運動に乗り出したことは大変結構なことだと思います」【花子とアン】村岡花子と戦争協力http://t.co/nL65RmQBYY
テロ等準備罪の罪状リストに、「児童ポルノ等の不特定または多数に対する提供」の準備が含まれてるけど、それ、テロと関係ないやん。だからテロ「等」なのか。ってことは児童ポルノ「等」も、児童ポルノとは限らないのか。準備で逮捕か。
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2017年3月22日
皮肉にも共謀罪によって改めて明らかになりました。漫画に登場する18歳未満の少年少女キャラの性表現を非合法化する事の危険性が。https://t.co/haRaL0VYuj
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年3月25日
漫画が児童ポルノ禁止法で規制されていたら、今頃、阿鼻叫喚の騒ぎになっていた筈(児ポ法も共謀罪に含む)。
本日の東京新聞朝刊は永久保存版と自負しています。閣議決定された「共謀罪」法案に関する記事が中心です。まずは法案の主な条文とそのポイント。そして、共謀罪の対象になる277の罪をすべて掲載しました。7面に一括掲載されていますので、お見逃しないように…。 pic.twitter.com/D9LPVmTan8
— 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) 2017年3月22日
共謀罪の対象となる組織が単に違法行為をしている集団とされてしまうと、著作権法や児ポ法が改悪されたり青健法が導入されたら、同人誌制作グループがそのターゲットになりかねない。共謀罪の対象となる集団がテロ・破壊活動を旨とするなど、きっちり線引きがされればまだマシに思える。
— 小森健太朗 (@komorikentarou) 2017年3月3日
規制派フェミニスト、表現の自由を擁護する事をテロと非難。極右業界の様に強弁が罷り通るのがあの界隈。https://t.co/YlgXACJVhC
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年4月28日
発言者はポルノ被害と性暴力を考える会(極左系)、ECPAT(キリスト教系。東京都の“漫画規制条例”制定に関与)等の規制派団体に所属。
言うまでもなく、柳広司氏は諜報小説などで有名なベストセラー作家。代表作「ジョーカーゲーム」(角川文庫)は超お薦め。
— 青木 俊 (@AokiTonko) 2017年5月6日
pic.twitter.com/tC7DgnmReC
発禁本は戦前だけで1万タイトル超え。
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2016年1月6日
▼いつ、誰が、どのように検閲をおこなったのか(安野一之氏/国際日本文化研究センター)https://t.co/UjjDvLIuwZ
▼戦前期の発禁本のゆくえ(大滝則忠氏/国会図書館元副館長)https://t.co/7ac9xpP8I3
▼戦前期の出版検閲と法制度https://t.co/wdya79GLwE
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2016年1月6日
▼戦前内務省における出版検閲https://t.co/pfRvTXVXte
いずれも検閲史に詳しい浅岡邦雄教授(中京大)による講演。読み応えあり。
奥平康弘著『なぜ「表現の自由」か』という本を読んでるのですが、戦前の検閲は「発表は自由。しかし発売領布(伝達)のレベルで取り締まる」方法。時の内閣官僚は「発表は自由」というたてまえのゆえに、この制度を欧米と同列の「自由主義」と自賛。今の漫画規制とたいして変わらんな
— wagu (@wagu108) 2010年8月12日
戦時下の表現規制についての論文。あとで読む>佐藤広美「児童文化政策と教育科学:内務省「児童読物改善ニ関スル内務省指示要綱」をめぐって」(PDF)http://t.co/3omQQqUXwZ
— 永山薫@マンガ論争編集部 (@Kaworu911) 2013年9月30日
先の論文には「児童読物改善ニ関スル内務省指示要綱」の全文も引用されている。何が問題とされていたかよくわかる。漫画は約30タイトル発禁になったらしいが、詳細不明。
— 永山薫@マンガ論争編集部 (@Kaworu911) 2013年9月30日
@Kaworu911 発禁になったもののリストなどは、私のこの論文に載せていますが、電子化はされてません。ごめんなさい。 http://t.co/zTfE7wL8sX でも永山さんには抜き刷り差し上げたような・・・。
— MIYAMOTO,Hirohito (@hrhtm2011) 2013年9月30日
「治安維持法の威力に特高関係者は自覚的であった。それは木下英一(警保局属)『特高法令の新研究』(一九三二年)にある、『法が目的遂行うんぬんと極めて概括的な規定をなした点から言っても、なるべく広義に解すべきもの』…という位置づけによくうかがえる」荻野富士夫「特高警察」岩波新書65頁
— 兎園 (@fr_toen) 2012年6月24日
「エロ取締はいかがわしいダンス団だけでなく世間に知られた劇団にも適用された」(レヴュー検閲とエロ取締規則/1930年の浅草レヴューにみる興行取締問題)http://t.co/EZYPq36TVD
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2013年9月2日
こうした歴史があるにも関らずエロ取締を訴えるPAPS等の左派活動家って一体・・・。
ある日の事、私と歌劇団の支配人の仕事をしてくれていたビクターの青砥氏の2人は、警視庁保安課に呼び出されて《カルメン》の中止を勧告された。理由は簡単で、堕落していく軍人のオペラなどもってのほか、ということなのである。(戦争中の日本での《カルメン》上演をめぐって)
— 藤原義江bot (@FujiwaraYoshie) 2017年2月27日
その昔、小学校の図書室にあった日本の歴史の漫画で、治安維持法のあたりのくだりで、警官が本屋に並んでいる「昆虫の社会」という本を取り上げて「この本には「社会」という文字がある!社会主義を啓蒙する本に違いないから没収する!」と青筋立ててるコマを思い出した。
— モテナシ・マリーナ (@motenasi_marina) 2011年7月29日
『昆虫の社会』って、ファーブル著なんか。社会って単語のために発禁されたとかマジパネェ。
— ゆーなり@低浮上 (@u_nari) 2012年4月27日
性表現への権力介入を許したらね、次は思想統制だよ。あれを描けこれは描くなと必ず言うようになる。中原淳一の絵は病的で不健康だから雑誌の仕事から下ろせとか、源氏物語は不敬だから発禁にしろとか、想像を絶するようなことが戦前にはあったんだ。
— 樋口ヒロユキ _ SUNABAギャラリー (@hiroyuki9999) 2014年8月13日
「政府にとって都合のいい道徳観を国民に押し付け、それに合わないものは“時勢に適合せず”という評価になった」。戦時下、落語界は下ネタを禁演落語として自粛、台本を石碑に文字通り封印しました。
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2015年8月29日
▼戦争の空気を読みすぎた落語界http://t.co/VNLshHldNX
昭和十六年十月三十日。浅草寿町三丁目、本法寺境内。
— 表現の自由に関する言葉を呟くbot (@ifoafjoaslnaybu) 2017年3月4日
この日、時局に合わない五十余種の落語が、禁演落語として、“はなし塚”に葬られた。
円治の師匠、円枝と馬好。
「まったく、“子別れ”も演れねえなんて……」
「悪ィ世の中になったもんだ。」
古谷三敏「噺家戦記 柳亭円治」1981年
戦中、時局にふさわしくないと落語やレコードに検閲が入ったという。落語家は慌てて廓噺を始めとする53席を禁演落語として葬ったが、そうなるのは真っ平御免と私は共謀罪に反対している。ただ単に落語を自由に演りたい一点に尽きる。一度やったことはきっとまたやる。我らの学習能力は高くないのだ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2017年5月22日
刑法175条、都条例、児ポ法など表現規制問題における警察の悪辣さは言葉を失うレベル。共謀罪は戦前から全く体質が変わっていない警察の権限を強化、拡大させるだけ。賛同できる余地は微塵もありません。https://t.co/7z1IE1sJzv
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年3月21日
▼小泉政権時の2006年にも「共謀罪」法案が成立目前になりました。しかし、小泉首相(当時)が自らストップをかけたそうです。「おれは治安維持法を作った首相と言われたくない」と言ってねhttps://t.co/3erxIe5Ll8
— 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 (@MxIxTxBx) 2017年3月21日
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2012/02/03
- メディア: Blu-ray
- 購入: 3人 クリック: 255回
- この商品を含むブログ (22件) を見る