“漫画規制条例”は子供への性的虐待を防ぐ(中里見博氏/ポルノ・買春問題研究会代表、阪電通大教授)

東京都の青少年健全育成条例の強化に賛成している読売新聞が提灯記事で印象誘導中里見博氏は漫画やアニメの規制強化の為に活動しているフェミニズム団体「ポルノ・買春問題研究会」(ポルノ被害と性暴力を考える会の母体組織)の代表。
 

出版を禁止する趣旨なし
(読売新聞、2010年12月14日)
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20101214-OYT8T00390.htm

東京都内の大型書店に置かれたある漫画には、幼女としか思えない登場人物による性行為が延々と描かれていた。1冊のうちの半分以上を露骨な性描写が占めるものもある。
 
こうした漫画は「少年コミック」「青年コミック」の棚に置かれ、ビニールで包装されていて表紙だけでは一見、他の漫画と区別がつかない。改正案は、こうした漫画を成人コーナーに置き、18歳未満には販売させないという内容で、出版を禁止する趣旨はない。*1
 
最初の改正案が都議会に提出されて以降、出版業界などからは、「表現の自由への侵害」「漫画文化を衰退させる」などと反対が相次いだ。しかし、ほかの自治体では都より厳しい規制が設けられている。1冊の漫画で性表現が全体の1割以上か10ページ以上になると成人指定となる場合もあるが、都は、改正案でも、こうした「包括指定」は取り入れず、出版側に一定の配慮をしている。
 
改正案について、中里見博・福島大准教授憲法)は、「今回の規制そのものは表現の自由の制約ではなく、対象になる漫画を区別なく『子どもに売る自由』が制約されるだけだという見方ができる。子どもへの性的虐待を防ぎ被害者を生まないための条例で、評価できる」と話している。(井上陽子)

 

非実在青少年〈規制反対〉読本

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非実在青少年◆読本 (ロマンアルバム)

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非実在青少年論―オタクと資本主義

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*1:スリード。事実上、流通禁止になる